総合監修者として見守っています。

宮崎 滋先生
東京逓信病院内科部長

生活習慣病予防と解消のために
 100といえばパーフェクト、100点満点というイメージがありますが、腹囲や内臓脂肪量での100は決して100点満点ではありません。メタボリックシンドロームの診断基準でも腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上という目安があるのは多くの方がすでにご存じかと思います。でも、最近の報道等では、85センチ以上を超えていると、さも“病気”だと言うような話がよく出てきますので、皆様方も大変心配されているのではないでしょうか。私達がこの腹囲の基準を決めたのは、85センチ以上ということだけが問題になるのではなくて、それに伴って起きてくる、高血糖、高血圧、脂質異常がいくつあるか、それらがあるかないかで全然違ってくるということを理解してもらいたいと考えています。
 昔は私も患者さんに「痩せなさい」という時は“標準体重”というものを参考にしていましたが、現在は体重5%減らすだけで、それらの数値が見違えるほど良くなることがわかり、まずはそう勧めています。5%減らなくても1キロ減っただけでもよくなった人がたくさんいらっしゃるんです。そういうほんのちょっとした体重減少のための、ほんのちょっとした努力なのですが、せっかく一生懸命やっても、それが必ずしも効率のよい方法でないことがあります。それを今回、メタボリックシンドローム撲滅委員会の実行委員会で編成された先生方によって、効率のよい、効果の出やすい方法を教えていただけるのではないかと考えております。
 体重が1キロ減ると腹囲はだいたい1センチ減ります。どこまで減らすかということよりもまず、余病があったり生活習慣病の予備群として病気に片足がかかっている状態を解消させることが大切だと理解して、無理せず励んでいただければと思います。

プログラム前後の健康診断の実施、健診結果をふまえたメディカルチェック、プログラム実施中の総合的なアドバイスを担当します。

和田高士先生
東京慈恵会医科大学新橋健診センター所長

場の共有が成功の鍵!
「やせるためには食べる量を減らせ、運動しろと言われるが、残業で夕食でなく夜食になる毎日。疲れきって運動なんてとてもとても。日曜はごろ寝していたい。ストレス発散のよき友、焼酎減らして人生何の楽しみが残るのか。あいつ、同じような生活しているのに減量成功だって?あいつの嫁さんしっかりしているからなあ。おれは独身。あいつよりずっと太ってしまって、そう簡単にはいきそうもない。だれもこの体のことなんか気にしてくれない。いやむしろメタボ腹って陰口でささやいて、近づいてもくれない。どうすればいいんだ…」
 そんなあなたのために100倶楽部を作りました。腹回り100センチ以上。あなたと同じような人のサークルです。みんな同じ体型。目的は1つ、やせること。指導者がマンツーマンでみてくれる。ブログで報告しあって、悩みをわかちあえる。亀のようかもしれないが、なんだかできそう。こんなサークル待っていた。100日目が楽しみになってきた。

中川 徹先生
日立製作所健康管理センタ放射線診断科 主任医長

100倶楽部ご参加の皆様へ
 はじめまして、日立健康管理センタで産業医をしております中川徹です。この度は、100倶楽部において、応援団として皆さまと共に、目標のゴールを目指してまいりたいと思います。
 皆さまは本当に偉いです。現状を変えようと思い立たれたのですから。私は皆さまの目標が達成するように、伴走しながらエールを送らせていただきます。
 突然ですが、芥川賞作家・玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)さんのお言葉です。『志が行動を決め,行動が習慣を生む。人は感情や理性ではなく、じつはこの習慣によって動くから、習慣はやがてその人の品性を作ることになる。人の運命を開いたり動かしたりするのは、この品性ではないだろうか?だから品性の大本にある志という心の方向性が、巡り巡って安心に導くと言えるのだろう。安心という物語を選ぶといってもそれは案外難しい。だからまず、一つの物語と承知したうえで、志を持ってみては如何だろうか?』 志を持つことで、人生が大きく変換すると感銘を受けました。
 あんまり無理をしないで"ぼちぼち"、そう"ぼちぼち"で参りましょう。

食生活分野の講習と総合的アセスメント、プログラム実施中の食生活改善アドバイスを担当します。

鈴木志保子先生
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科准教授

頑張りましょう!
 3カ月間、頑張りましょう!3カ月後に、違う自分になっているはずです。この3カ月間で、自分の身体との付き合い方を身につけていただき、これからの人生、今以上に健康で楽しい日々を送っていただけるように、全力で向かっていきます。逃げないでくださいね!特に、食べ方や飲み方を伝授したいと思います。さらに、「100倶楽部」を温かな眼差しで、見守ってくださる皆様、「これは使える!」というところは、是非、ご自分でも実行してみてください。違う自分に会えるかもしれませんよ。

五味郁子先生
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科 講師

なりたい自分になる
 人それぞれに事情や経緯があって、今、100倶楽部。…決心したのは本当。でも、その決心だけでは成功確率は未知数…。
 そこで、私は、なりたい自分になる―ヴィジョンを引き出し、実現できるような"あなたベースの提案"をしていきたいと思っています。食べる・飲む・生活のアクション・自分のカラダのなかで「ここに注目!」というポイントをついていきます。「こんなことがありました」という明るいコミュニケーションを通して、一歩一歩ヴィジョンが実現する瞬間を一緒に味わっていきましょう。

倉貫早智先生
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科助教

毎日の積み重ねが大切です
 「100倶楽部」参加者のみなさま、これから何が始まるのかと期待半分、不安半分…というところでしょうか?食事をはじめとした生活をかえていくのは努力が必要ですが、ご自身で納得して生活に取り入れてもらえるような内容にできたらと思っています。何でも毎日の積み重ねが大切です。3カ月後には「100倶楽部」に参加したおかげで、違ったご自分に出会えた!と言えるようにがんばっていきましょう。

運動分野の講習と体力評価アセスメント、プログラム実施中の生活活動・運動アドバイスを担当します。

宮地元彦先生
国立健康・栄養研究所 健康増進プログラム運動ガイドラインプロジェクトリーダー

無理せず、楽しく、ゆっくりと!
 肥満やメタボは脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病の要因ですが、肥満やメタボはそれほど怖いものでしょうか?「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ」という標語があらわすように、生活習慣の改善により撲滅することが可能です。
 痩せるためには、走ったりエアロビックダンスを踊ったり、筋トレしたりしなければいけないと思っている方が多いでしょう。しかし、家事の量や回数を増やしたり、車でなくバスや電車を使うようにしたり・・・生活の中にエネルギー消費量を増やして痩せるヒントがたくさんあります。ご自身の取り組めることから一歩ずつはじめていきましょう。
  1)生活の中での歩きを速くするよう意識しましょう。
  2)歩数計を身に着けて、歩数を記録してみましょう。
  3)はじめは1日1000歩(10分)できれば3000歩
    歩数を増やしましょう。
  4)好きなスポーツや野外レジャーを週に1時間、
    できれば2時間行いましょう。
 上の4つの目標の中で、まずひとつ取り組めるものは何でしょうか?できることから始めてみましょう。最初は3日坊主を繰り返すような感じでかまいません。できなくても自分を責めないで、また再開できればそれでも十分に立派です。
 無理せず、楽しく、ゆっくりと!メタボをゆっくり退治しましょう!

菅野 隆先生
健康創研代表 健康運動指導士

楽しんでご参加ください!
 100倶楽部、運動実技指導を担当させていただきます菅野でございます。今回、自ら進んで参加をされた皆様は、固い決意と大きな期待、そして、かすかな不安で臨んでおられることと思います。しかし、無理は長続きしませんので、楽しんでご参加いただきたいと思います。
 忙しく時間に追われ、アップアップで続けているいつもの毎日、お決まりの日常パターンから、ちょっと意識や視点を変えただけでも、無理なく全く違った自分や風景に出合うことがあるものですが、100倶楽部では、それをサポートさせていただきます。生活の中で、どう意識を変え、どう体を動かすかは、すべて自己選択、自己決定ですので、その選択肢をご紹介し、いつでもどこでも運動法やウォーキング方法などをご提案致します。
 運動することは本来、私達の本能的欲求であり、動くことで「体」の機能快や充実感を感じることができるということに気づいていただき、体で感じ、ちょっとでも時間があれば体を動かしたくなる、もしくは、動かさずにはいられなくなるようなプログラムとノウハウを用意しておりますので、これを確実に実践できれば、3カ月で5kg程度の減量は容易に達成していただけるものと確信しております。必ずや生涯におけるターニングポイントになることでしょう。参加して良かったと思っていただけるよう応援させていただきますので、お楽しみに!


久保田 純先生
日立健康管理センタ カウンセラー

元メタボ予備軍のカウンセラーより
 カウンセラーという仕事をしていると、脳(ココロ)を含めた「人体の不思議さ、面白さ」をいつも感じることができます。
 ほんの数年前までは、私も80Kgくらいの体重でしたが、「オモシロ実験気分」で減量を開始。自己流であの手この手と試し、うまく行っても行かなくても「へえー、そうなんだ」と関心だけは持ち続けました。
 やがて、「運動不足でだるいよー」とか「食べ過ぎ飲みすぎで胃が苦しいよー」等、体の声が聞こえるようになると、無理をしなくても自然と自分なりの健康的な生活が送れるようになって来ました。
「食べかた」、「体の動かしかた」は大げさに言えば「生き方」と言えます。
 生き方は十人十色。今回チャレンジする皆様はどのような道のりで、目標を達成するのでしょう?嫌でも「その人らしさ」が表れるのではないかと思います。
 ワクワクしながら応援させていただきます。

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